医学部医学科の学祭「大倉山祭」が1日、神戸市中央区の大倉山公園で開催された。部活動対抗の女装企画「男の娘(こ)選手権」が3年ぶりに復活。客席からは歓声が次々に上がり、盛況を呈した。
午前の予選では、部活動8団体から各1人が女装して特技を披露した。中でも注目を集めたのは、女性警官をイメージした衣装をまとった、医学部男子バレー部の大野聖真さん(医・1年)。お笑い芸人のゴー☆ジャスが得意とする、国名を使っただじゃれを叫び、地球儀で国の位置を示す芸で会場の笑いを誘う。審査委員の女子学生からも「顔がかわいいのでどきどきした」と好評を得て、予選を1位で通過した。
午後の決勝では、勝ち進んだ3団体からさらに1人ずつ男子部員が登場し、男の娘とペアを組む。挑戦するのは、2品のうちどちらが高級品かを当てる「格付け選手権」だ。不正解のメニューには実行委員が工夫をこらす。4問目では高級アイスに対し、安いアイスに牛脂を混ぜたものを用意。6人の解答が半々に分かれるほどの出来だった。
格付け選手権でも男子バレー部が多くの問題で正解し、総合優勝を果たした。大野さんは「(芸は)部の先輩から評判が良かったので今回もやってみた。客席が沸いてほっとした」と話した。
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