オフショアセーリング部が世界大会で、神戸大史上最高の6位に輝いた。オフショアセーリングとは、海でクルーザーヨットに乗るスポーツのこと。部は3月のANIORU’s CUP(全日本学生外洋ヨット選手権)で学生日本一の栄光を手にし、世界大会に臨んだ。
フランスで10月に行われた大型ヨットの世界大会「Student Yachting World Cup」には8カ国から10チームが参戦。神戸大からは1チーム6人が出場し、5日間で17レースをこなした。
リーダーの4年生以外が国際大会初体験の中、つかんだ過去最高順位。吉川博記さん(農・3年)は「本番で使うヨットに近いものを貸してもらったり、社会人チームに出向いて経験豊富なセーラーの人に教えてもらったりしたおかげ」と話す。普段練習で使っているヨットは旧型で、世界大会に向けた練習には適さなかったためだ。
部員はおよそ80人と大所帯だが、活動目的はさまざま。レースを目的としている人もいれば、クルージングを楽しむライト層もいる。「ヨットを楽しむという趣旨を見失わず、世界以上を目指したい」と吉川さん。神戸大から海を渡り世界へ。日本を背負い、海を楽しむ彼らの快進撃は続く。
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