システムの導入が決まったのは昨年の夏。従来の電話連絡では災害時の安否確認が困難で、大学の授業や業務の再開に支障をきたすためだ。安否確認は「ANPIC」というシステムを用いて行われる。教務情報システム学生については「うりぼーねっと」に登録しているメールアドレスを、大学が個人名と共にANPICに登録。災害発生後時間をずらす形で学生のアドレスにメールを送信し、専用のフォームに安否を書き込んでもらうという方式だ。
総務部総務課によると、あくまで大学が管理する情報のため、今のところ学生同士の安否確認利用は想定していない。ただし、緊急時には学生の家族が利用できるよう検討しているという。今後は5月ごろまでにアドレスを登録し、テストメール送信による訓練を重ねる予定だ。
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