練習時間外は会計やビデオの管理、合宿所の手配などを行う。膨大な仕事量にもかかわらず、マネージャーの数は4人。そのうち2人は就職活動のため休部中だ。「正直、4人でも回せなかったので辛い部分はある」と現状を評価しつつも、「何とかなるとは思ってるんです」と前向きだ。
前向きな理由は部員との仲の良さにある。練習後、選手と食事をすることもしばしば。「方針をめぐって意見がぶつかることもあるけど、言わないよりは言った方がお互いにとってずっと良い。なんだかんだうまくまとまります」選手からも「苦労もあると思う。マネージャーを助けていけたらいい」と、お互いを思いやる気持ちがうかがえた。
より理解しあうために、トレーニング方法や食事についての知識、選手の負傷状況などをインターネットを使い部内で共有している。「選手がベストな状態で練習や試合に臨めるよう心掛けている」。
「今年、フットサル部は学生日本一を狙っている。私も日本一のマネージャーになる気持ちでサポートしていきたい」と、終始笑顔で答えてくれた矢野さん。彼女の仕事は選手への思いやりにあふれている。
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