【アメフト】1部残留に黄信号 関西学生アメフトリーグ第5節

 上位勢との対決では勝ち星を挙げることができなかった神戸大。残留に向けても大事な一戦だったが、龍大相手に序盤から苦戦を強いられることとなる。

 第1Q8分、神戸大はパント直後の最初の攻撃で相手に48ヤードのランを許し先制のTDを許す。早い時間に先制を許した神大はQB尾原(法・4年)を中心としたパス攻撃で攻め立てるもなかなかファーストダウンを奪えない。しかし第2Q終了間際、尾原から麻生への39ヤードのロングパスが通りこの試合初めてのファーストダウンを奪うと、K畑中がFGを決め3-7。前半を4点ビハインドで折り返す。

 後半に入っても神戸大はパス攻撃でゲインを重ねるが、第3Q5分、神戸大は自らのファンブルから相手にTDを決められリードを広げられてしまう。直後の9分にLB久保(医・3年)のTDで再び3点差に迫るも、第4QにTDを奪われそのまま11-21で敗戦。リーグ戦5連敗となり、1部残留に向けて厳しい状況となった。

 試合後主将のDL嶋崎(海事・4年)は「相手のランプレーを止められなかった。気持ちの面で負けていた」と試合を振り返る。相手のTB吉田を軸としたランプレーに終始苦戦し、相手にゲインを許してしまった。そして、オフェンスでは尾原がパス25回中15回成功、215ヤードを獲得するなど奮闘するも、ランオフェンスがわずか40ヤードと沈黙したのが響き攻撃をうまく継続できなかった。

次戦は今シーズン1部に昇格した大阪教育大学との戦い。「勢いがあるチーム。油断せずにいきたい」と嶋?。両チームとも未だ勝ち星がなく、残留のためにも絶対に負けられない一戦となるだろう。

●関西学生アメフトリーグ第5節(10月26日・西京極陸上競技場)

龍谷大 7 0 7 7=21
神戸大 0 3 8 0=11

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