第24回関西学生ラクロスリーグ戦男子1部第3戦、神戸大‐京都大が8月31日、京大農学部グラウンドで行われた。神戸大は2-6で後半を迎えたが、AT井上(工・3年)などのゴールで追い上げ、6-6の引き分けで試合を終えた。ここまでの通算成績は2勝1分。【9月4日 神戸大NEWSNET=UNN】
「前半全然ダメだったが引き分けに持ち込めたのは最低限の結果」。試合後、主将のMF亀田(経済・4年)はそう話した。
前半は慣れない人工芝のグラウンド、さらに相手のホームでリズムが崩れ、苦戦。2-6で前半を折り返す。
4点差で迎えた第3Q、5分でAT沖田(国文・3年)のゴールで1点を返す。しかし、その後は攻めきれずこう着状態が続く。試合が動いたのは第3Q終了直前。「残り時間5秒くらいだった」とシュートを決めたAT井上(工・3年)。右サイドにいたMF辻(農・4年)からパスを受けると「ただ(シュートを)打つことだけを考えた」というボールはゴールへ吸い込まれる。亀田が「3点で第4Qに向かうのと2点で向かうのでは違いが大きい」と話した通り大きく流れを引き寄せる1点となった。
その流れを引き継いだ第4Q。流れに乗る神戸大は2分で1点を返し、1点差に詰め寄る。少し攻めあぐんだものの中盤にMF水谷(経済・2年)が混戦から押し込み同点に追いつく。その後は両者決め手に欠き6-6の同点で試合を終えた。
【写真】得点を決め喜ぶチーム(8月31日・京大の農学部グラウンドで 撮影=高橋和弘)
亀田は試合に合格点を与えつつも「最後に勝ちきれなかったのは精神面の弱さ。勝ちへの執着が足りなかった」と反省を口にした。
次の試合は16日の大阪大戦。3週間ほど期間が開くことになるが、次戦に向けて亀田は「個々の力を高めたい」と意気込みを語っていた。
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