販売促進提案チーム「Will Way(ウィルウェイ)」が主催する「売上・集客につながる広告づくりセミナーin神戸大学」が6月8日、六甲台キャンパスI102教室で行われた。講師は「『A4』1枚アンケートで利益を5倍にする方法」 の著者、岡本達彦さん。学生、社会人合わせて300人以上の聴衆が集まり、会場は満員となった。【6月11日 神戸大NEWSNET=UNN】
セミナーは約3時間。岡本さんの講演では「広告などの販促ツールを作る秘訣は自分で考えないこと」、「お客さんから取ったアンケートをもとにした広告の作り方のコツ」などに関して話した。「自分はその道(自分が売りたい商品)のプロになってしまっているのだから、お客さんの目線に立つことが難しい。それならば、お客さんに自分たちの強みを聞けばいい」といった逆転の発想。時折、会場に答えを投げかけることもあり、そのたびに皆は頭を悩ませて答えを考えていた。また、メモを取りながら話を聞く姿も随所に見受けられていた。
「きっかけは些細なことだった」。そう話すのは「Will Way」代表の田中千尋さん(経営・4年)。著書が何度も増刷され、現在は講演や取材に忙しい岡本さんに講師を依頼できたのは、田中さんが話す通り些細なきっかけ。田中さんの母親と岡本さんが知り合いだったことから直接会う機会があり、その時、軽い気持ちで口にした講演の依頼が快諾され、今回の開催に至ることになった。
「最初は自分で仕事を抱えこんでしまった」と話す田中さん。仕事量の多さから体調を崩してしまったそうだ。そんなときに助けてくれたのは「仲間の存在」だった。家までお見舞いに来てくれて、一人で抱えこむな、と言ってくれた。そこからは「いい意味でみんなに仕事を丸投げした」と話す田中さん。最後のミーティングでは「一人でも多くの人に笑顔で帰ってもらいたい」と全員の思いがシンクロした。田中さんはそのことに感動し涙を流したという。チーム全員の力で作り上げたセミナーになった。
京都からこのセミナーに訪れた会社員は「講演内容はおもしろかった。岡本さんの話は広告の一つの作り方として非常に参考になった」と満足そうに話した。
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