六甲台学生評議会(以下、ベルカン)の主催するクリスマスパーティーが13日にcaf? FISH!(神戸市元町)で行われた。カフェを貸し切ったパーティーには神戸大生を中心とする約160人が集まり、参加者に楽しんでもらうために練られた企画でクリスマス前の出会いと交流を楽しんだ。【12月16日 神戸大NEWSNET=UNN】
ベルカン(六甲台学生評議会)とはBusiness Economics Lawの頭文字とCouncilの略で、経済学部・経営学部・法学部の3、4年生のゼミ幹事を中心に構成された団体。このパーティーは特に合コンや浮ついたパーティーは苦手と感じる人に来てもらおう、楽しんでもらおうと計画を練ったそうだ。
ジャズサークルによるクリスマスソング生演奏から始まったパーティーは、司会者の軽妙なトークもあって開始直後から活発な交流が続々。多くの人と交流が持てるようにあの手この手で提案されるグループ作りと、奥手な人でも会話が弾むようなルールもあって会場の空気は冷めることがなかった。自作ムービーに沿って出題される恋愛クイズでは、不正解の罰ゲームにデコピン、ビンタ、頭を「ポンポン」と触るなどのさりげないボディタッチが巧妙に混ぜられ、自然に男女の距離が縮まるように仕向けるベルカンの計算された配慮も光った。パーティーは時間通りに終わったものの、会場を出たあとに意中の人ともう一度喋ろうとする人が後を絶たず、イベントの盛況ぶりを伺わせた。
参加した神戸大の男子学生は「普段このような場には来ないのだが来てよかったと思う」と話し、神戸松陰女子学院大の学生は「(ベルカンの)気遣いもあって楽しい雰囲気だった」と話すように参加者の高い満足が垣間見えた。今回の企画を先導した坂本沙弥香さん(経営・2年)は「1か月前から準備してきて予算もギリギリ。でもお客さんの笑顔を見て『頑張って良かった』と思えた」と笑顔で振り返った。
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