全・日本拳法総合選手権は9月16日、大阪市中央体育館(港区)で行われ、成年男子の部5回戦で上垣内樹(経済・2年)が前年準優勝者の前川晴人(洪游会本部)に0-1で敗れベスト4進出に届かなかった。成年女子の部に出場した佐々木里菜(発達・3年)は、怪我で練習が詰めず、2回戦、近藤結里菜(同志社大OG)に投げ技を仕掛けるも関節技によって相手に制され0-1で敗れ、苦しい試合となった。【9月19日 神戸大NEWSNET=UNN】
5月27日に行われた兵庫県日本拳法選手権で今大会の出場権を得た両者。社会人や海外選手も出場する、レベルが高い試合が繰り広げられた。
昨年3回戦敗退に終わった上垣内は、2、3回戦を審判判定で勝利すると、4回戦で安田清孝(天道会)を拳技で2本先取し、唯一大学生としてベスト8を決めた。勝ち進んだ初の5回戦、0-0のまま迎えた3分3本勝負(2本先取が勝ち)の残り24秒、上垣内は投げ技を返されると、その瞬間面突きで1本を取られた。その後、反撃及ばず試合が終了。ベスト4入りは果たせなかったが「(8強が)自分のレベルの限界なので、結果には満足している」と振り返った。
2週間後に名古屋で行われる全国国公立大学日本拳法選手権で、上垣内は男子団体戦、佐々木は女子個人戦に挑む。
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