六甲台第1キャンパスで六甲祭1日目が終盤を迎える午後5時頃、鶴甲第1キャンパスでは厳夜祭が幕を開けた。途中、数時間に渡り停電が起きるなどのトラブルもあったが無事に乗り越え、大勢の来場者は普段と異なる大学での一夜を楽しんだ。【11月12日 神戸大NEWS NET=UNN】
大学付近には、夜にも関わらず坂を登る人影が数多くあった。その目的は厳夜祭。人々が一同に集まり、本部やメインステージ付近は思うように通れないほどの混雑具合を見せた。
そんな中で起きたのが、B棟とD棟の教室などでの停電。加熱が必要な食べ物を出すなど、電気が必要な出店者たちは対応などに追われていた。周りがよく見えなくなったことでガスコンロの点火などにも制限がかかり、思うように料理の提供ができない場面も。自前の懐中電灯やライトなどで対応し、復旧を待った。
しかし、焦りの表情を浮かべる人だけではなかった。主にお酒を販売していた出店者や、映像を流すため始めから電気を消していた教室では大きな影響を受けることなく、「むしろ雰囲気が出ていい感じ」と前向きに受け止める意見も多かった。
またメインステージで盛り上がりを見せたのは、昨年同様アイドルによるライブと軽音?部によるバンド演奏。特に圧巻だったのはアイドルのライブ。最前列に揃いのシャツを着て並んだ観客たちが、アイドルの掛け声に大声で返し、時には体を大きく乗り出して応援する様子が見られた。またN棟で行われた企画「暗黒闘技場」では、観客が抽選で選ばれた参加者に大声を投げかけ士気を煽る一幕も。どちらも厳夜祭独特のエネルギー溢れる盛り上がり具合となった。
祭りの最後は、定番となったラジオ体操で締めくくられた。開始10分前頃から次第に建物から人が現れ、午前7時には50人以上の人々が集まった。参加者からは「次の振りがわからない!」と声があがるなど、楽しむとともに体と気持ちを引き締める良い運動となったようだ。
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