各方面で活躍する神戸大生を紹介する本紙連載コーナー「スマイル」。今回は番外編として、関西マーケティングコンテストの神戸大サポーター、今西唯さん(経営・3年)に話を伺った。【9月9日 神戸大NEWSNET=UNN】
関西マーケティングコンテストとは、全国の大学生チームがマーケティングプランを英語でプレゼンし、その出来を競い合う催し。昨年始まったばかりの新しい大会だが、今年度は新たな試みとして関西と関東で本大会予選を設けたり、プレゼンのみならずユーチューブにアップするPVを同時募集するなど、規模は急速に拡大している。
第1回は出場者として大会に関わった今西さん。経営学部の特別授業である「カイバープログラム」の受講生であり、そこで教授や院生に出場をすすめられたのだという。今西さんは、オーストリアの留学生を含む同プログラムの受講生3人でエントリーすることになった。
第1回のプレゼンテーマは、どうやってあるファッションメーカーの商品を売り込むかを考えよというもの。3人で三宮の地下街に出向き、メーカーに対するイメージを聞いて回るなど、勢力的に活動した。だが、コンテストそのものの運営がまだ未熟だったこともあり、プレゼンの制作時間は短かったそうだ。また留学生のメンバーがいるため、企画段階から英語で自分のプランを伝えないとならなかった。「普通に会話するだけならまだしも、対等な立場でマーケティングについて話すのは大変。時にはコミュニケーションの壁を感じたことも」と今西さんは当時の苦労を話す。
しかし、時には留学生との文化の違いが、プレゼンをよりよくするためのアイデアを生み出したこともあった。「ゲリラ形式で地下街ファッションショーをすれば、口コミでメーカーの評判が広がるのでは」。今西さんらは、日本人ならなかなか思いつかないその大胆な思考に感心したという。
そして、今年度は参加者ではなく運営という立場からコンテストを支えている。今西さんは「昨年度のコンテストの経験は自分にとって本当に楽しいものだった。今年の参加者には、そのいいところをどんどんすすめることができればと思う」と微笑んだ。
コンテスト本戦は12月15日、会場は神戸市外国語大(神戸市西区)。今西さんがサポートする神戸大チームがどこまで上り詰めるのか、期待がかかる。
※関西マーケティングコンテストに関する記事が、ニュースネット委員会が加盟するUNN関西学生報道連盟のフリーペーパー「FOCUS vol.116」にも掲載されております。ダウンロードはこちら→?FOCUS UNN関西学生報道連盟
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