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- ボランティアとは何だろう 新入生らを「いざない」
ボランティアに関心のある新入生を対象にしたイベント「ボランティア活動へのいざない」が19日、瀧川記念学術交流会館であった。学生ボランティア支援室が毎年主催するこのイベントでは昨年同様、国際協力研究科のロニー・アレキサンダー教授が招かれ、講演とワークショップが行われた。参加した新入生や上級生あわせて20人ほどは、それぞれのボランティアに対する考えを自由に語り合っていた。【4月22日 神戸大NEWSNET=UNN】
小学生の頃から社会貢献活動を続けてきたというアレキサンダー教授は、まず自身の体験を交え、ボランティア活動の醍醐味を語った。「自分が相手を手伝っているのか、相手が自分を手伝ってくれているのかの境界線がなくなり、自分と相手が一体になれるのがボランティア」。また飼い猫「ポーポキ」を主人公とした絵本の読み聞かせをし、「平和な社会とは何なのか、そのために何ができるのか」について参加者に問いかけた。
講演の後のワークショップでは、「ボランティア」という言葉を体のポーズで表現し、その理由を一人ひとりが話していくといったものなどがあり、参加者それぞれが「手を差し伸べるのがボランティア」「相手と同じ目線に立つのがボランティア」など、各自の考えを披露した。「このワークショップに正解はない。自分たちでボランティアについて考えてほしい」とアレキサンダー教授は締めくくった。
今までボランティアをあまりしたことがなかったという女子学生(国文・1年)は「現在実際に活動している上級生の意見には現場の視点があり、自分とかなり違って参考になった」と話した。「今は未経験者だけれど、大学では誰かの役に立つようなことをやりたい」と意欲を語った。
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