近畿学生野球リーグ第1節1回戦、神戸大-奈良産業大が4月1日、舞洲ベースボールスタジアム(大阪府)で行われた。神戸大は先発の赤木(工・3年)が8回2失点と好投したが、打線が5安打と奮わず、1-2で敗れた。【4月5日 神戸大NEWS NET=UNN】
1部に昇格してのリーグ戦。開幕投手の大役を任されたのは左のエース、赤木だった。「いつも通りに投げられた。緊張感はなかった」と冷静に試合をふりかえった赤木。失点した1回こそ力んだそうだが、その後は立て直し、凡打の山を築く。8回を4安打2失点、長打は一つも許さなかった。赤木は「直球でおして、弱い当たりで打ち取れた」と手ごたえを語った。
赤木の好投に打線も応えたかったが、得点は西尾(発達・4年)の本塁打であげた1点にとどまった。中村監督は「もうちょっと打てると計算していたが」と首をかしげた。打線の課題は、先頭打者の出塁が少ないこと、走者を置いた場面でフライを打ってしまうこと。中村監督は「打球はとにかく転がす、フライはだめ。練習で徹底していく」と話した。
2年ぶりの1部リーグでの勝利とはいかなかったが、中村監督は「1部チームとの力量の差はそんなに感じなかった」と前向き。目標であるリーグ優勝、神宮出場に向け一戦必勝でリーグ戦に臨む。
●近畿学生野球春季リーグ(4月1日・舞洲ベースボールスタジアム)
神戸大 000 000 100=1
奈産大 100 001 00X=2
【神戸大】●赤木-岡添
【奈産大】○小林、宮沢、高木-有山
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