神戸大の新歓祭が4日、国際文化学部グラウンドで開催された。前日の暴風雨によるテントの破損により、一時は開催中止との連絡が出されたが、各団体の強い希望を受けておよそ40分後に撤回。実行委員会は「テントなし、1時間遅れ」を条件に新歓祭開催を認めた。【4月4日 神戸大NEWS NET=UNN】
当初は3日と4日の2日間開かれる予定だった新歓祭。暴風雨により中止となった3日に引き続き、「暴風雨によるテントの大量破損のため(実行委)」中止されると連絡が出されたのが4日午前7時頃のことであった。しかし、その40分後に「いくつかの団体から要望があったため(実行委)」急きょ中止が撤回された。?
実行委員の高良剛史さん(経済・2年)によると「(新歓祭は)中止になる予定だった。7時にグラウンドに集合し、壊れたテントの撤去作業をしていた」という。「7時40分頃急きょ開催が決まり、準備を始めた。いったん(テントを留める)杭も取り外したが、また打ち直した」と当時の状況を説明した。「4,5か月かけてポスターなどを準備してきたが、このような慌ただしい形になって申し訳ない」と話した。
「開催することについてはよかった」と話す男子学生(理・2年)は「(情報がたびたび変わったのは)完全に管理不行き届きだったが、(出展者の)声に応じて開催を決めてくれたのはよかった」と話す。「天気もよく普通に新歓祭ができて、まあよかったのではないか」と1日を振り返った。着実に準備を進めたが、天気に振り回された実行委に同情の色を見せた女子学生(発達・3年)は「ブースの区切りが分かりづらかったが、(テントがあるより)見通しがよくて明るい雰囲気だった」と今回の新歓祭の様子を評価した。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。