神戸大のアカペラグループ「The Gracoron」が24日、京都産業会館で開催された関西学生サミットのステージに出演し、計4曲を披露した。ステージはサミットに訪れたほぼ全ての学生が集まる大盛況となった。【9月29日 神戸大NEWS NET=UNN】
関西学生サミットは、招待されたサークルが各ブースで活動内容や実績などを紹介し、関西の大学生を活気づけることが目的。中でもステージイベントには、実績が特に優秀であった大学生が招待され、サミット開催直後からにぎわいを見せた。
グラコロンはステージイベント全体の7番目に登場。2曲目に披露した「みんな空の下」ではメンバーが壇上から降りて歌う場面もあり、観客からは大歓声が沸き起こり、視線は6人にくぎ付けになった。
また、最後となる4曲目には、フジテレビ系列の番組で、全国のアカペラグループが頂点を競う「青春アカペラ甲子園全国ハモネプリーグ14」の決勝でもうたった「オリビアを聴きながら」を披露。観客全員の手拍子とともに、美しい歌声を響かせた。
ステージ終了後、「アカペラのコンサートには関係者しか来ないことが多いので、こうして一般の方に聞いてもらえるのは嬉しい」とメンバーは喜びの表情を見せた。今回のステージのために、ラブソングではなく、メッセージ性の高い楽曲を選ぶなど、常に観客の目線に立って練習していたという。その甲斐あってか、観客席後方で見ていた学生の1人は「どの曲もよかった、もっと聴いていたかった」と、6人の歌声を称賛した。
ハモネプ14大会の優勝から、イベントやライブの出演依頼が増え、忙しい毎日を送るグラコロンのメンバー。来年3月の解散に向け、最後まで歌い続ける。
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