生協学生委員会が12日、学生会館6階大ホールで発展途上国支援チャリティーイベント「Put Smiles」を行った。発案者の渡邉裕貴さん(国文・2年)が発展途上国の問題への思いが開催につながったことなどを語り、混声合唱アポロン、ブルーグラスなどがライブをした。参加費は500円で、収益は学生国際協力団体クレドを通してカンボジアへ送られる。【7月20日 神戸大NEWS NET=UNN】?
開会のあいさつとして、渡邉さんは「地雷、貧困、食料などカンボジアで苦しんでいる人がいる。日本では東日本大震災で東北が大変でもちろんそっちの支援も大切だが、世界の1人ひとりの命の重みに違いはない。海外に思いをはせる機会があってもいいのではないか」と述べた。
続いて、生国際協力団体クレド代表の吉川瑛さん(農・2年)がカンボジアを支援した自身の体験などについて話った。その後、混声合唱アポロン、ブルーグラス、軽音楽部JAZZ、発達科学部表現学科の有志がライブを行った。観客の1人は「いろんな団体の音楽がきけてよかった」と話していた。
訪れた観客は40人。渡邉さんは想定よりも観客が少なかったと言い、「難しい。やりたいと思うことと、伝えるということは別だと感じた」と話す。しかし「やらなかったらその40人も来てくれなかった。40人の中で何人かでも国際問題に興味を持つ第一歩としてくれたら」と満足そうな表情で話した。
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