日本拳法部の武田友里さん(発達・4年)と佐々木里菜さん(発達・2年)が、4月17日の西日本学生拳法選手権大会で女子の部団体戦で3位となった。男子に混ざって稽古を積み、栄光を勝ち得た2人に話を聞いた。【5月29日 神戸大NEWS NET=UNN】?
3人制の団体戦に2人で出場。1人でも負けるとその時点で負けという厳しい状況だった。初戦で立命館大を下すも、2回戦で関大に敗北。3位決定戦へ駒を進めた。?
しかし、2人はなんと「3位決定戦に残ってると知らなかった」(武田さん)。防具を外して帰る準備をしていたところに、残っていることを知らされる。あわてて防具をつけて大阪市大と対戦。2人とも勝ち、西日本3位を決した。?
道のりは平たんではなかった。武田さんが入部したとき、まわりは男子だけだったという。男子にまざって稽古に打ち込む日々。辞めたいときもあったそうだ。しかし、そんなときに同じ高校の日本拳法部出身である佐々木さんが入部。「あこがれの先輩」の背中を追い、佐々木さんも鍛錬を重ねた。?
そして、2人で勝ち得た西日本3位。勝利の瞬間、抱き合って涙を流したそうだ。
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