リーダーとしての自覚を 平成22年度リートレ開催

クラブのリーダーを集めて行われる「平成22年度リーダーズトレーニング」が、22日に、国文キャンパスで開催された。リーダーズトレーニングは、講演会や討議を通し、クラブのリーダーとしての資質の向上とクラブ間の交流や連携の促進を目的に毎年行われている。今年は70を超える文化総部・体育会所属の課外団体が参加した。【2月1日 神戸大NEWS NET=UNN】?

 財団法人OAA(野外活動協会)事務局長清水勲夫氏による講演「グループ活動とリーダーシップ」では、自身が学生時代に所属していた応援団での経験を通して、グループ活動のあり方やリーダーに求められる心構えが説かれた。清水氏は「リーダーシップとは問題解決能力。孤独に仕事を抱え込むのではなく、部が一丸となって問題解決に取り組めるようにするのがリーダーの役目」と、これからクラブを支えていくリーダーらに諭した。?

 また、午後からのグループ別討議では、リーダーとはどうあるべきかという議題を中心に議論が交わされた。その中には「リーダーがカリスマ性のある人である必要はない。もっと部員1人1人に近い存在であるべき」という意見が目立ったグループも。今年から六甲祭実行委員会で回生代表を務める楠本将大さん(法・1年)は、「リーダーもクラブという円の中の1人。部員と同じ目線に立って、コミュニケーションを大切にしていきたい」と意気込みを語った。?

 このリーダーズトレーニングは、1961年から、当時「クラブリーダー会議」という名称で始まり、形態を変えながら現在まで続いている。主催団体である学務部の課外活動支援係長を務める中満航一さんは、「今は学生だからという理由で許されていることが、社会に出たら通用しないこともある。今日の講演や討議は、社会に出た時にも必要なことを学ぶいいきっかけになったのでは」と話す。さらに、今の学生のクラブに対する積極性や意欲についても指摘。「学生である今しかできないことはたくさんある。チャレンジ精神を持ち、クラブの学生達が中心となって世間に若いパワーをどんどん伝えていってほしい」と期待している。

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