工学研究科の塚本研究室が主催したステージイベント「イルミネ神戸2010」が12月19日、兵庫県立美術館ミュージアムホールで行われた。「神戸ルミナリエ」で毎年行われていた市民ステージが今年はなくなったため、学生らが「自分たちの手でやろう」と企画。昨年まで市民ステージに参加していた団体も含めた13組が出演し、パフォーマンスを披露した。【12月20日 神戸大NEWS NET=UNN】?
トリを飾ったのは塚本研究室のパフォーマーたち。人の動きに合わせて映像が変わってゆく「プロジェクト・トイ」や、電飾を内蔵した衣装を身にまとってのダンスなど、先端技術を駆使したパフォーマンスで会場を盛り上げた。?
「ウェアラブルコンピュータ」など最先端の技術を扱う塚本研究室は、研究発表の場として、2005年から「イルミネ神戸プロジェクト」を行っている。2007年からは、募金活動と市民ステージの両方でルミナリエに参加していたが、今年はステージが廃止に。「表現の場がなくなるのはさみしい」と、自分たちで企画も運営も手掛けることにした。?
研究室内で実行委員会を作り、ホームページなどで参加団体を募集。広報では、会場付近の高校などにお願いしてポスターを貼ったりもした。実行委員の1人、武田誠二さん(工学研究科・修士課程)は「ステージに出してもらってただけのときは、自分たちが楽しめればいいという感じだった。今回、初めて企画をして、思い入れが全然違った。やってよかった」と満足げな表情で話した。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。