全国的にも珍しいオールナイトの学園祭、第37回厳夜祭が11月13日夕方から14日の早朝にかけて、国文キャンパスで行われた。今年は模擬店の数が13から25と大幅に拡大、昨年の2倍以上の来場者が訪れ、盛況をみせた。【11月14日 神戸大NEWS NET=UNN】?
メインステージでは液晶テレビが当たるビンゴ大会やゲストのサンバチーム「フェジョン・プレット」によるパフォーマンスなどが行われた。模擬店では六甲祭では禁止の酒類が年齢確認のうえで提供されていることもあって、来場者らはお酒を楽しみつつ厳夜祭を満喫した。?
夜間主コース生の募集停止から今年で3年、現4年生が同コース最後の卒業生となる。夜間主コース生が主に携わってきた厳夜祭は、運営母体を失い来年から存続が危ぶまれてきた。実際今年度の実行委員14人のうち夜間主生は2人だけ。今回のサブタイトル「それでも夜はやってくる」は夜間主コースがなくなっても祭は続く、という思いが込められている。 実行委員長の畠中翔二朗さん(経済夜・4年)は「続けるには、これから昼間の学生が中心となる。ただ夜に騒いでやっているというだけではだめ。地域性やアカデミックな部分が必要」と存続させるための今後の方向性を話した。?
「めっちゃ楽しい。絶対やったほうがいい」という学生の声や「仕事が終わって来ました。大学の祭りでこんなことができるのはすごい。残してほしい」といった地域住民の声が聞かれた厳夜祭。来年以降の開催が期待される。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。