関西学院大の「フィールドワーク宝塚」を受講する観光グループの学生らによるイベント「ウィーン祭in宝塚」で、学生主体のファッションショーが10月31日、宝塚文化創造館(兵庫県)で開催された。神戸大、関学、神戸女子大の3大学から計4つの服飾サークルが出場し、神戸大の「sheep」が見事、優勝した。【11月6日 神戸大NEWS NET=UNN】?
「ウィーン」、「宝塚歌劇団」、「手塚治虫作品」の3要素を用いて表現する今回のファッションショーでは、初めに神戸女大の「fsk9b」が登場。宝塚歌劇団の豪華で優雅な雰囲気をつかみ、華やかなドレスや燕尾(えんび)服を披露した。続く関学の「kalon」は、「共存」という抽象的なテーマをシャープに表現。また関学2チーム目の「wiθ」は、モデルを包み込む白い布に舞台上ではさみを入れるという斬新な演出を試み、観客が息をのむ場面もあった。?
「情熱」をテーマに、神戸大の「sheep」は赤、白、金の3色をイメージカラーとした統一感のある世界観を観客に魅せた。同イベントのため、9月中旬から動き出した「sheep」のクリエーターらは、専属モデルの学生に声を掛けたり、ハンティングをしたりしてモデルを確保。各自担当の衣装を作り、万全の態勢を整えて本番に臨んだという。?
「sheep」クリエイター代表の宮本麻央さん(理・2年)は、「勝つことを考えず、やることを一生懸命やっていました。優勝とかは意識せずやっていたので、予想外でうれしいです」と、笑顔で話した。
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