神戸大学混声合唱団エルデ(以下エルデ)他4大学の合唱団による「Joint Concert2010~奏で合う芽吹き~」が、7月11日に神戸芸術センター芸術劇場で開催された。4団合同ステージでは「土」への感謝をテーマにした「混声合唱のためのカンタータ 土の歌」を披露。200人を超える迫力ある演奏で観客を魅了した。【7月12日 神戸大NEWSNET=UNN】 ?
エルデは第3ステージに単独で出演。「John Rutter Anthems」より5曲を指揮、小塚大輝さん(農・3年)で演奏した。「John Rutter Anthems」の歌詞は、地球への祈りや感謝が英語で書かれている。団員らは流麗なピアノ伴奏にのせて歌詞の「祈り」や「感謝」を歌で表現、観客からは大きな拍手が送られた。?
合同ステージである第5ステージは、エルデ、武庫川女子大学コーラス部、大阪大学男声合唱団、関西大学混声合唱団ひびきの4団が合同で大合唱した。曲目は「混声合唱のためのカンタータ 土の歌」より5曲。終曲には音楽の教科書にも掲載され、有名な「大地讃頌(さんしょう)」を選曲した。客演として招かれた浅井啓壹氏の指揮で、4団一体となって大地の讃美歌を歌いあげた。エルデ部長の西山愼一郎さん(経済・3年)は「浅井先生が経験した戦争が今は無い、その幸せや喜びを(観客に)伝えたかった」と話す。
アンコールでは浅井氏の提案で、会場にいる観客も一緒になって再び「大地讃頌」を合唱。観客の中には立ちあがって歌う人もおり、会場が一体となって演奏会の最後を締めくくった。?
演奏会を終えた後、西山さんは「今日の演奏は満点。一番楽しかったのは合同ステージかな」と満足げ。12月に行われる定期演奏会に向けては「今日の演奏以上のことをしたい。頑張ります」とこれからの意気込みを話した。
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