西日本学生バスケットボール選手権の三回戦、神戸大-大経大が2日、大阪府立体育館で行われた。5月の関西選手権3位の大経大に対し、神戸大は攻守にわたって常に先手をとり、75-72で勝利。金星を挙げ、ベスト16に進出した。【6月2日 神戸大NEWS NET=UNN】 ?
SG落合(国文・4年)がガッシリとボールを抱え込む。勝利を告げるブザー。神戸大陣営は歓喜に包まれた。
個人能力で劣る大経大に対し、丁寧なチームプレーを貫き通した。僅差の試合。第4Q中盤には逆転を許し、一時5点のリードを奪われたが、慌てない。PG西村(発達・2年)の速攻、SF北野(工・1年)の3Pなどで再びひっくり返し、試合を決めた。
リーグ14戦全敗で屈じょくの3部A降格となった昨年。県内屈指のクラブチームから斎藤コーチを招へいし、新チームの改革を図った。「普段の行動から変えるようにした」とSG石川キャプテン(工・4年)。練習中の切り替えの早さ、礼儀やあいさつから見直した。
次戦の流科大には昨年のリーグ戦で大敗を喫した。石川は「リベンジを決められるよう、チーム一丸となって戦いたい」と勢いづく。
関西選手権3位を下す番狂わせを演じた神戸大。巻き起こした復活の狼煙(のろし)は幻か、本物か。ベスト8進出をかけ、流科大に挑む。
●西日本学生バスケットボール選手権三回戦(6月2日・大阪府立体育館)
神戸大 75 17-22 72 大経大
24-15?
11-17
23-18
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