平成21年度学位授与式が神戸ポートアイランドホール(ワールド記念ホール)で3月25日に行われた。学部学生、大学院修士・博士前期課程、専門職学位課程合わせて3915人が卒業、新たな一歩を踏み出した。【3月25日 神戸大NEWSNET=UNN】?
外の雨空とは反対に、会場内は晴れ着姿の学生で華やかだった。今年度の卒業者数は学部生2673人、大学院修士・博士前期課程、専門職学位課程を修了した1242人。それぞれが学位を受け取った。
福田学長は式辞の中で、環境問題とその解決について述べた。様々な分野が協力して初めて問題は解決されることを強調。その上で「みなさんは、素晴らしい創造力を身につけていると思う。自然環境に従事して人類のために大いに活躍することを願う」と卒業生らにエールを送った。
学部卒業生代表として答辞を述べたのは医学部医学科の女子学生。アメリカやドイツで、医学を学ぶ機会を持ったことに触れ、「日本と異なる文化に触れることができ、貴重な経験となった」と述べた。「大学職員のみなさまや家族、友人に感謝したい」と学生生活を振り返った。
混声合唱団らによる学歌合唱が卒業生の門出を祝福し、式は幕を閉じた。式後、卒業生は友人や後輩と記念撮影を行うなどして別れを惜しんだ。経済学部を卒業した男子学生は「卒業できて嬉しい。4年間楽しかった」と満面の笑みで話した。
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