神戸大クラシックギター部の第35回定期演奏会が12月5日、神戸市産業振興センターで行われた。新入部員の初々しい演奏や引退となる3年生の堂々とした演奏が披露され観客らを魅了した。【12月6日 神戸大NEWS NET=UNN】?
35回目を迎える定期演奏会。ステージの初めに演奏を披露したのは1年生4人。全員入学してからクラシックギターを始めた初心者だ。「緊張した」と花木健太郎さん(経済・1年)。夏休みから必死に練習を積み重ねてきた「情熱大陸」を演奏した。緊張感あふれる中、乗りの良いテンポで会場を盛り上げた。「技術はないので楽しむことを大事にした。その楽しさが伝わってくれたら」(花木さん)。
その後は上回生による様々な重奏が披露された。クラシックギターを中学から続けてきた宮崎俊さん(発達・3年)は「クラシックギターは音が小さいぶん少しのミスも音に出る。でも他にはない繊細な音色」と魅力を話す。静まり返った会場に響く細やかで優美な音色に観客らは聞き入っていた。
最後のステージでは部員全員による大合奏が行われた。「クラシックギターはみんなで1つ曲を完成させる。そこが楽しい」と充実した表情を見せる上中友希さん(理・3年)。
アンコール曲には「オーシャンゼリゼ」が流れ部員一人一人が弾く陽気な音楽が会場を包み込んだ。
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