関西学生アメフットリーグ神戸大-立命が11月7日、ユニバー記念競技場で行われた。第1QにFGで先制した神戸大だったが、その後は8本のTDを決められ、10-56と今季最多失点で大敗した。今季成績は1勝4敗1分。入れ替え戦回避決定は最終節の京大戦に持ち越しとなった。【11月7日 神戸大NEWS NET=UNN】?
入れ替え戦出場回避のため、一戦必勝の覚悟で臨んだ神戸大。だが、昨季日本一になった立命の壁はあまりに厚かった。?
第1Q開始約4分過ぎ、FGで先制した神戸大。直後に立命の2本のTDを決められ逆転を許すも、第2QにRB松村(経済・4年)のTDが決まり、4点差。パスを効果的に決める積極的な攻撃に勝機も見えかけたが、ここから立命の猛攻が始まった。第2Qだけで3本のTDを奪われると、後半にも3本のTDを決められ、終わってみれば今季最多失点。第4Q終盤にロングパスを中心にゴールライン直前まで攻め入るも、キャッチミスやゴールエリアでインターセプトされるなど精彩を欠いた。?
主将のDL小澤(工・4年)は「オフェンスは調子良かったが、ディフェンスはけが人が多かった」と戦力不足を認めた。立命の猛攻を防ぎきれず、8つのTDを許した守備陣。今季6戦目。故障者が相次ぎ、チームを立て直す間もなく大敗を喫した。だが、「(今日の試合で)守備陣には無理をさせていない。京大戦はベストメンバーで挑む」と自信を見せた。
一方、攻撃の要となるWR大園(発達・4年)は「後悔するプレーが多い」と振り返る。今季は勝負どころでミスが多く、得点につなげられないプレーが目立つ。球際の強さを武器に史上初となる3年連続でリーディングレシーバーを獲得した大園だが、今年は他大学の選手の台頭もあり、4年連続の獲得は黄信号。「ボールだけに集中する思いをもっと持たないと」。最終戦に向け、大園は反省の弁を残した。?
次節の京大戦は入れ替え戦出場回避のためには落とせない試合。。勝てば回避、負けると4年ぶりの入れ替え戦出場が決定的となる。今季1勝同士、互いに入れ替え戦出場回避に向けて全力を尽くす。安井ヘッドコーチは「うちもベストのゲームが出来るように、2週間しっかりと準備したい」。京大に勝利すれば、4年生にとっては最終戦。2週間後、笑って有終の美を飾りたいところだ。
●関西学生アメフットリーグ第6節(11月7日・ユニバー記念競技場)
立命 14 21 7 14=56
神戸大 3 7 0 0=10?
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