関西フットサルリーグ第9節、神戸大-フュンフバインが10月31日、西宮市民体育館で行われた。リーグ戦未勝利の神戸大は、1-2で敗れた。これにより勝ち点は1点のままで最下位、リーグ残留圏の10位クロタロ奈良とは勝ち点差6となった。神戸大は次節で敗れれば、他チームの結果次第では関西リーグ昇格5シーズン目にして初の降格が決まる。【11月1日 神戸大NEWS NET=UNN】?
リアリティを増す「降格」というプレッシャーを、振り払うことはできなかった。?
勝負は一瞬で決まった。開始2分に失点、同2分にすぐさま落(工・3年)が同点弾。だが1分後にセットプレーから失点を喫した。全得点が動いた2分間に「100できるやつが98しか出せなかったスキを突かれた」と石村主将(工・4年)は悔やむ。それ以外の時間帯ではほぼ完ぺきな守備を見せ、チャンスも多く作っただけに痛恨の2分間だった。?
チーム状況は上向きつつある。掲げるスタイル「堅守速攻」のうち、「堅守」に関しては完成してきた。あとは「速攻」。エース東中(発達・4年)が引退し、個人技で状況を打開できる選手は少ない。チーム全体で守備から攻撃へ切り替え、ときにはしたたかにネットを揺らすこと。言葉にすれば簡単だが実際に行うのは難しい。けれどもこのままなら、最悪の結果が待ち受けている状況に変わりはない。「ほんっとに落とせない。準備できることは全部やる」。主将が悲壮な決意を口にした。
次節は11月14日、八幡市民体育館でSWHと対戦する。
▽残留争い
8位 だいふごう 勝ち点8(残り試合3)
10位 クロタロ奈良 勝ち点7(残り試合2)
11位 TOY 勝ち点6(残り試合2)
12位 神戸大 勝ち点1(残り試合3)
※下位2チームが府県リーグに自動降格?
●関西フットサルリーグ第9節(10月31日・西宮市民体育館) 神戸大 1 1-2 2 フュンフバイン
0-0
【神戸大】落(前半2分)?
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