学生震災救援隊は11月29日、今年8月の集中豪雨で被害を受けた兵庫県佐用町で「佐用町復興フェスティバル」に参加した。会場となった笹ヶ丘ドームで、住民ら約20人に足湯サービスを行った。【11月30日 神戸大NEWS NET=UNN】
同フェスティバルは、台風9号の影響による集中豪雨で大きな被害を受けた同町を元気づけるため、復興フェスティバル実行委員会を中心に企画された。災害発生当初から現地入りしていたボランティア団体やNGO、学生団体も数多く参加。中には、名古屋や新潟からも有志がかけつけ、名産物の販売など行った。
救援隊は8月15日に同町の笹ヶ丘荘で足湯サービスをして以来、仮設住宅や郵便局などでも活動してきた。今回は3人の神戸大生のほか、関西圏の大学生、高校生などが参加し、「中越・KOBE足湯隊」として約10人が住民らに足湯を施した。住民らは足を湯に浸けながら、ほっとした表情で学生らと世間話を楽しんでいた。
過去6、7回に渡り、同町で活動してきた頼政良太さん(理・3年)は「祭で(足湯を)することで、普段来れない人も来れるからいいと思う。(佐用には)元気な人が多い。災害をバネにして町づくりなどの動きが活発になっている」と話した。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。