神戸大の学生らを中心に、10月25日の神戸市長選の投票率を向上させるためのイベント「政治フリーマーケット『つまみ食い神戸』」が17日、王子動物園ホールで行われた。会場では学生らによる神戸に対する主張や神戸市長選候補者による講演が催され、60人の観客が真剣な表情で聞き入っていた。【10月17日 神戸大NEWS NET=UNN】?
主催しているのは、議員へのインターンシップの斡旋(あっせん)を行っているNPO法人ドットジェイピーのインターン生10人。そのうち4人の神戸大生が中心になって運営を行った。
会場には「政治フリーマーケット」と題し、6つのブースを設置。神戸市議と直接意見交換が出来るブースや学生が政治や街づくりに関する主張をするブースなどが用意された。神戸に関するクイズなども行われ、一番多く正解を出した人には賞品が手渡された。
フリーマーケットの合間には、元杉並区立和田中学校校長の藤原和博さんによる講演や神戸大落語研究部のメンバーが政治を絡めた演目を披露した。
イベントの最後に神戸市長選候補者による講演が行われ、観客らは候補者の主張に耳を傾けた。
企画スタッフをしている友人に誘われて来たという19歳の女子学生(関学・1年)は「(政治に対し)イメージが悪かったが、しっかり考えている人がいるんだ、と思った。(20歳になったら)選挙に行きたい」と話した。
学生スタッフのリーダーを務めた川本航平さん(工・4年)は「政治のとっつきにくいイメージをなんとかしたかった。(政治が)好きでも嫌いでもない人にとって、大切なことの1つになれば」と呼びかけた。
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