関西学生バスケットボール選手権男子2部リーグの第2節2回戦、神戸大-大院大が13日、東大阪アリーナで行われた。開幕から連敗中の神戸大は45-112で敗れ、これで4連敗。順位を龍谷大に並び最下位タイとした。【9月15日 神戸大NEWS NET=UNN】
「戻れ!」、「早く!」コート内やベンチから檄(げき)がとぶ。しかしリーグ開幕から続く、チームの停滞ムードは変わらなかった。
試合開始1分間で立て続けに3つのファウル。大院大の早い攻めに対応できず、3本のフリースローを献上した。その後もディフェンスの戻りが遅く、あっという間に抜き去られては手を出してファウルの笛を吹かれる。常に、守りの体勢を整える前に攻め込まれ、簡単に得点を許した。
攻めては得点を奪えない。この日、神戸大のフィールドゴール成功率は約27パーセントと低調。苦し紛れに放ったシュートのほとんどが、小さなリングに弾かれた。試合中盤には、フリーの速攻を後ろから豪快にブロックされた主将のPF中西(工・4年)。うつむいてしばらく動けなかった。
藪脇コーチは、開幕4連敗によるチームの士気低下を否定。しかし、「ただ」と前置きし「来週(龍谷大に)勝てればいい流れになるが、負けたときは」と次節の龍谷大戦をひとつの分岐点と捉える。
今年リーグ戦初の白星をもぎとり、上昇気流に乗ることができるのか。神戸大は次節、絶対に負けられない。
●2009年度関西学生バスケットボール男子2部リーグ 第2節2回戦(9月12日・東大阪アリーナ)?
神戸大 45 8-33 112 流科大
10-26
11-27
16-26
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