近畿学生野球秋季リーグ第2節1回戦、神戸大-奈産大が9月8日、南港中央野球場で行われた。神戸大は打線振るわず1-6で敗れ、2連敗となった。【9月9日 神戸大NEWS NET=UNN】?
またも打線が足を引っ張った。強豪奈産大から7安打を放ちながらも1点どまり。5日前の大市大戦と同じく、ここぞというチャンスで適時打が出なかった。?
この日の奈産大の先発・河津が制球に難があるということは研究済みだった。中村監督も「打てない投手ではないんですがね」と首を傾げる。顕著だったのがファーストストライクの見逃し。河津のデータが頭に入っていたことが、逆に神戸大の打者の思い切りを悪くした。「(ファーストストライクが)入るか入らんか、迷ったまま打席に入って見逃してしまった」と主将の真田(国文・4年)。初球から積極的に振っていき11の安打を放った奈産大と対照的に、中途半端なバッティングで見逃しと内野ゴロ・内野飛の山を築いた。?
ここ数試合、伊勢本(工・4年)をはじめ投手陣は踏ん張りを見せているだけに、打線の奮起がなければ早々と優勝戦線から脱落する可能性もある。優勝という目標の達成のためには、明日の2回戦は落とせない。「次は無理させてでも(負傷中の)上田(経営・3年)を出す」と指揮官もなりふり構わない心づもりだ。神戸大が正念場を迎えた。
●近畿学生野球秋季リーグ第2節1回戦(9月8日・南港中央野球場)
奈産大 102 100 200 =6
神戸大 000 010 000 =1
【奈産大】○河津、松本-吉田
【神戸大】●伊勢本、福井-石浜
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