第59回三大学対抗陸上競技大会(三商大戦)が7月4日、尼崎市記念公園陸上競技場で行われた。試合の主管を務めた神戸大は、総合得点55点で3位だった。試合後には各大学のOB、関係者を含めたエールの交換が行われた。【7月6日 神戸大NEWS NET=UNN】?
2年前は台風の影響で中止。昨年は神戸大で麻疹が流行し、経済学部の学生が出場を辞退。総合成績は2位だった。3年ぶりの主管試合。神戸大は覇権奪回を目指したものの、僅差で惜敗した。
対抗戦は各校2人ずつ代表選手を出し、1位は5点、2位は4点、という形で5位まで得点を与えられ、総合成績で争われる。トラック、フィールドともに6種目ずつ行われ、神戸大は計5種目で優勝。だが、棒高跳で出場者がいなかったことが響き、層の厚い一橋大に総合優勝を譲った。大市大に総合成績で2点勝ち越して迎えた最終種目、男子4X200メートルリレーでは2位に。トップでゴールした大市大に逆転を許し、1点差で総合3位に終わった。
3年前の主管試合では107点を計上して他大学を寄せ付けなかった神戸大。約半分の点数、そして3位という結果に、男子100メートルを制した前主将の三木健嗣(発達・4年)は「言葉が出ないです」と肩を落としていた。
オープンの部には凌霜ACなどに所属する陸上部OBも競技に参加。現役生に負けじと熱戦を繰り広げた。現役時代は跳躍を専門としていたOBの南馬進さん(昭和55年教育卒)は「初めて見に来た。(他のOBが出場しているのを見て)3年後は私も出てみたい」と笑顔で話した。?
閉会式の後は、3大学によるエールの交換が行われ、和やかなムードで三商大戦は幕を閉じた。
【写真上】男子5000メートルで力走する三輪(左)と岡。
【写真下】エールを交換する陸上部員ら。左から大市大、一橋大、神戸大。(いずれも7月4日・尼崎市記念公園陸上競技場で 撮影=伊崎春樹)?
●第59回三大学対抗陸上競技大会(7月4日・尼崎市記念公園陸上競技場で) 男子(対抗戦・1位のみ) 100メートル 三木健嗣(発達・4年) 11秒22(向かい風2.1メートル) 400メートル 西本翼(発達・3年) 48秒60 1500メートル 山西大貴(工・3年) 4分5秒04 砲丸投 福井純平(発達・1年) 10メートル81 円盤投 渡辺浩二(農・2年) 33メートル55 総合得点 1位 一橋大 62点(トラック30点、フィールド32点) 2位 大市大 56点(トラック24点、フィールド32点) 3位 神戸大 55点(トラック30点、フィールド25点)
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