新型インフルエンザの流行により、5月16日正午から続いていた全学休講を22日に解除した神戸大。23日からは講義、課外活動が再開され、キャンパスに多くの学生が戻ってきた。【5月23日 神戸大NEWS NET=UNN】
人影がまばらだったキャンパスに、元気な学生らの声が響きわたった。学内での課外活動が解禁となった23日、六甲台グラウンドでは硬式野球部が約1週間ぶりに活動を開始した。休講中は練習だけでなく「まわり(部員)への指示も出せなかった」と真田主将(国文・4年)。集団での課外活動が禁止されていたため、ミーティングや学外での練習も出来なかった。近畿学生野球春季リーグ戦は14日に終了していたため影響はなかったが、6月に予定されていた平成21年度兵庫カップベースボールトーナメント大会が中止となった。
休講が明けた直後の練習。「熱が出ている何人かは(練習に)来ないように指示した」(真田主将)。23日現在、神戸大関係者の中で感染者は出ていないが、油断は出来ない。29日までは大学の方針に従い、対外試合、学外での活動を自粛する。
硬式野球部以外では、硬式テニス部や応援団総部、演劇研究会はちのす座などが六甲台キャンパスで練習を行った。
神戸大生協は六甲台、工学部食堂を通常どおりに営業。多くの学生が利用していた。購買部は営業を自粛した。23日に行う予定だった新入生向けのTOEIC-IPテストは30日に延期。23、24日に予定されていた第4回パソコン講習会もそれぞれ30、31日に順延となった。
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