春季関西学生女子タッチフットボールトーナメントの優勝決定戦、神戸大ROOKS-武庫川女大GeNTLe BReeZeが5月9日に王子スタジアムで行われた。第4Qで3本のTDを奪った神戸大は、31-20で武庫川女大に勝利し、5年ぶりの優勝を決めた。【5月11日 神戸大NEWS NET=UNN】
神戸大は12-13で迎えた第4Q序盤にG西古(発達・4年)がTDを奪うと、続くディフェンスでは相手のパスをDB田中(発達・2年)がインターセプト。そのままゴールラインまで残り4ヤードとし、QB佐野(発達・4年)のTDランで追加点を入れた。
さらに第4Q終盤にはQB佐野からWR野村(発達・3年)へ約35ヤードのTDパスが成功。この時点で31-13と、第3Qまでの1点を争う攻防から一気に試合を動かした。最後に武庫川女大にTDを許したものの31-20で勝利し5年ぶりの優勝を果たした。
試合には勝利したが、WR野村は「自分たちの理想のプレーができなかった」と振り返る。「もっとみんながキープレイヤーとして活躍できるように」と今後の課題を話した。
神戸大が武庫川女大に勝利したのは約2年ぶり。QB佐野は「QBになって武庫川と対戦するのは3年目。苦手意識があった」と胸の内を明かした。この日の勝利で今までのリベンジを果たし、今シーズンへのはずみをつけられたという。
このトーナメントの優勝者、準優勝者は5月23日に横浜スタジアムで開催される「第18回シュガーボウル」(TOUCHDOWN杯争奪タッチフットボール日本選手権)に出場が決まっている。「優勝します」(WR野村)。「落ち着いて自分たちのプレーが出来たらいい」(QB佐野)。日本一に向けてそれぞれの決意を新たにした。
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