神戸大には『実におもしろい』部活が多くある。その中のいくつかをピックアップし、計5回に渡って連載する。2回目は、トイカメラというカメラで作品を撮る「ASOBI CAMERA」だ。【11月18日 神戸大NEWS NET=UNN】
mixiのコミュニティ、それがトイカメラサークル「ASOBI CAMERA」の始まりだった。
トイカメラを始めたばかりだった又吉緑さん(農・2年)はこのコミュニティを見つけ、参加した。そして去年の9月頃、参加メンバーと初顔合わせ。初めは「不安だった」という又吉さんだったがすぐに打ち解け、次第に六甲祭での展示会の実施へと話は進んでいった。サークルとしての「ASOBI CAMERA」の活動が始まった。
活動開始当初のメンバーは15人。他大学のメンバーも多いため、全員が集まれる機会は少なくすべてが手探り状態だった。だが六甲祭当日、予想以上の数の人が展示会場を訪れた。「あまり人は集まらないだろうと思ってました。展示の中では、一番人が多かったんじゃないかな」と又吉さんは振り返った。この六甲祭での大成功が今年の六甲祭での展示会開催に繋がったという。
結成2年目、現在のメンバーは22人。トイカメラは本体やレンズが合成樹脂のプラスチック製で、カメラ自体の価格は安い。「トイカメラは初心者でも気軽に取り組むことができる」と又吉さんは話した。「カメラは1人で撮るものだけど、2人いればお互い撮り合うことができる。カメラを通じて人と付き合えることが楽しい」。又吉さんの一つ一つの言葉から、カメラの魅力が伝わってくる。
「是非展示を見に来て下さい」。最後に又吉さんはそう言って、笑顔を見せた。六甲祭でトイカメラの世界を感じてみてはどうか。
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