神戸大ブランドがレストランに登場した。三宮にあるJA全農兵庫直営レストラン「KOBE PLAISIR」で10月23日から7日間、神戸大付属農場で生産された食材を使ったメニューが提供され、好評を得ている。【10月29日 神戸大NEWS NET=UNN】
食欲の秋。大地の恵みを多いに感じられる季節だ。「KOBE PLAISIR」はJA全農兵庫直営レストランとして今年4月に三宮でオープン。地産地消をコンセプトに、主に兵庫県内から仕入れた新鮮、そして安全な食材を使った料理を提供している。神戸大付属農場で生産された食材は、秋に行われるフェアの一環として23日から29日まで使用された。
今回使われた食材は3種類。鉄板焼き、しゃぶしゃぶ、せいろ蒸しに「神戸大学ビーフ」が但馬牛として使わているほか、前菜などにサツマイモ、柿がデザートとして登場した。また、入り口のディスプレイには、3種類の食材と神戸大ブランド商品(「らんらんチップス」、「神大のばれいしょ」)が展示された。
「(提携は)今回がはじめて」と話したのはKOBE PLAISIR支配人の木村文信さん。きっかけは9月の初旬。JA全農兵庫の畜産部から神戸大との提携の話が持ち上がった。大学だけでなく、企業との提携もオープン以来初めてだったが、関係者の努力で開催することができた。
今回の神戸大学ビーフの入荷はヒレとサーロインを合わせて30キロ限定。シェフの田中一樹さんによると、ヒレは2日目で売り切れてしまったという。「お客様にも好評です」と田中さん。脂が多いがあっさりとしていて、とろけるような口当たりは本場の但馬牛と比べても遜色はない。
神戸大で作られた食材を食べた女性客は「びっくりしました。新鮮ですごくおいしい」と笑顔を見せた。
「KOBE PLAISIR」の営業時間はランチが午前11時半から午後3時(ラストオーダーは午後2時)、ディナーは午後5時から午後10時半(同午後9時)となっている。場所は神戸市中央区下山手通2丁目のホテル・ザ・ビー神戸の1階。30日からはJAたじまフェアを行う予定。詳細は電話(078-571-0141)まで。
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