現職の野上智行学長が今年度で任期満了することに伴う次期学長選考で、学長選考会議は10月16日に候補者として、高井義美・医学研究科長と福田秀樹・自然科学系先端融合研究環長の2人を公表した。【10月16日 神戸大NEWS NET=UNN】?
高井候補は選考規則第5条第1項3号の条件を満たす、医学系研究科の清野進教授など学長、理事および職員のうち常勤である者30人以上による推薦を受けた。福田候補は選考規則第5条第1項2号の条件を満たす、三宅正史自然研究科教授など評議員5人以上から推薦された。
候補者の発表は午前9時頃から、全11学部・15研究科と各センターの掲示板や神戸大公式サイト内に設置されている学内利用者向けの事務局ホームページで開始された。
2人の候補者は11月6日に学長選考会議による面接を受ける。前回の学長選考では候補者による所信表明演説が公開で行われたが、神戸大企画部によると「公開で行った場合、会場からの質問等によっては、意向投票権者に偏った印象を与え、公正さを欠く可能性が考えられる」として、廃止。代わりに今回は面接の翌日となる7日に神戸大公式サイトで教職員に対して面接の録画を公表する。
11月26日には意向投票が行われ、学長、理事、教授、准教授、講師、助教やその他の職員のうち非常勤を除く係長相当職以上の権利者が投票する。学長選考会議は推薦などの書類や面接、意向投票の結果から「総合的に判断」して最終選考を行い、次期学長を選出。野上学長が文部科学大臣へ次期学長の任命の申し出を行う。
《候補者の写真・プロフィールは後日掲載させていただきます・神戸大ニュースネット編集部》
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