第26回名谷祭が10月11日から12日にかけて、神戸大名谷キャンパスで行われた。2日目の12日は秋晴れの中多くの人が訪れ、模擬店やステージプログラムなどを楽しんでいた。【10月12日 神戸大NEWS NET=UNN】?
今回のテーマは「祭バカ」。仕事や勉強を忘れて夢中になれる祭りにしようという思いが込められている。名谷祭実行委員長の大澤千絵さん(医保・3年)が「規模は小さいが、近所の方にも来てもらいアットホームなお祭りに」と話すように、学生だけでなく多くの家族連れなど一般の人も訪れ、祭りに夢中になった学生らの工夫を凝らした催しを楽しんでいた。
「名谷祭を通じて保健学科について知って欲しい」(大澤さん)というように、体育館には名谷祭の見どころである保健学科の各専攻紹介のブースが設けられた。理学療法のブースではリハビリや車いすに乗る体験ができ、金居智之さん(医保・3年)は「車いすに乗ることで乗っている人の大変さや、健康の大切さに気付いてほしい」と足を運んだ人に熱心に説明していた。実際に体験した男性は「思っていたより車いすは動かすのが難しかった」と話した。看護学のブースには聴診器を使い自分の心臓の音を聞くコーナーがあり、体験した男子学生は「自分の鼓動を聞いて、生きているんだなと感じた」と感動。来場者らは普段体験できない保健の世界を感じていた。
この他にも落語研究会による寄席やデジカメが当たるビンゴ大会、そして今年はお笑い芸人のたむらけんじらが参加したお笑いライブが行われ、会場は1日中アットホームな雰囲気に包まれていた。
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