神戸大経営学部は11月5日、六甲台キャンパスで同月3日に実施した第3年次編入学試験の数学の問題で誤表記があり、数学を選択した10人全員をこの問題については正解にすると発表した。【11月6日 神戸大NEWS NET=UNN】
同試験では20人の定員に対して101人が出願。93人が受験していた。選抜は出身大学、TOEFLまたはTOEICなどの成績、筆記試験および面接を総合して行われる。筆記試験は選択制で、経営学、会計学、マーケティング論、経済学、数学の5科目から受験生は1科目を選択する。
数学は全3問100点満点。ミスがあった問題は1問で配点は35点の予定だった。本来行列記号であるべきところを別の記号で表記されていたため、受験生は正解することができなかった。同学部によると、出題者が採点を開始する際、誤表記に気づいたという。数学の問題は教員2人によって作成され、入試問題検討委員会委員が問題を確認する体制をとっていた。
同学部は、数学を選択した10人全員をこの問題については正解扱いとし、数学以外を選択した受験生について不利益にならないように措置をとる。合格発表は11月21日。
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