神戸大美術部凌美会による「水有月(みゆづき)展」が、6月13日から18日にかけて三宮のギャラリー葉月で行われた。「水」をテーマにした個性的な作品14点とガラス細工10点が出展され、訪れた観客の目を楽しませた。【6月20日 神戸大NEWS NET=UNN】?
今回のコンセプトは「水有月(みゆづき)」。6月は雨の多い時期であるにもかかわらず、和名は「水無月」。それでは「水が無い」となってしまうことから「水有月」となった。「水」という一つのテーマから自由に発想を広げた様々な作品が並んだ。今回は14点の作品の他に、凌美会の春合宿で作ったというガラスのコップも展示された。初めての挑戦で悪戦苦闘しながらも、「水」というテーマに沿った清涼感あふれる作品に仕上がった。
凌美会副部長の北芝由依子さん(発達・3年)は「授業期間中で出展数は少なかったが、1月ごろから皆で協力して準備を行い、展覧会を無事開くことができました。今回は普段とは違う会場で開催しましたが、若い人が多く訪れてくれました」と話した。会場へ訪れた神戸大美術部OBの男性は「今回はテーマが水だったので美しくまとまった絵が多いが、今後はもっと学生らしいダイナミックな絵を描いてほしい」と厳しくも暖かいエールを現役部員へ送った。
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