通算で22回目となるアメフトの神戸大-横国大の定期戦が5月5日、アミノバイタルフィールドで行われた。神戸大レイバンズは試合開始1分で先制されるも第2Qで逆転。後半には5つのタッチダウンを決める猛攻で52-14と快勝した。【5月10日 NEWS NET=UNN】?
試合開始約1分であっさりと先制TDを決められる先行き不安な展開。大差で惨敗した先週の立命戦のような展開も予想されたが、今回は違った。2本のFGで1点差で詰め寄った後、第2QにRB小椋(海事・3年)の2本のTDで逆転。敵陣残り1ヤードの地点から攻めきれない場面も見られたが、守りは堅く前半を終えて19-7と追撃を許さない。後半にはQBの大原(経済・4年)や東野(工・2年)のロングパスをTE東内(工・3年)が次々に好捕。合計5つのTDを見舞う猛攻で横国大を52-14と大きく突き放した。?
合計で7つのTDを決めての快勝にも安井ヘッドコーチは「まだまだミスが多く、個人のレベルも低い。この点差で喜んで終わってはいけない」と厳しい表情で話した。勝って兜の緒を締めよと言わんばかりの指揮官に選手も浮かれてはいない。第3Qで2つのTDや好捕を見せたTE東内も「長い(パス)のを思いどおりできたが、ミスもあった」と振り返る。今季は主将のDL春山(法・4年)やWR大園(発達・3年)を故障で欠いてはあるが、QB東野をはじめとした2年生の成長もありチームとしての力は着実についてきた。秋のリーグ戦までの残り3試合でどこまで個人の力を高められるかが今後の課題となる。
●第22回アメフット定期戦(5月5日・アミノバイタルフィールド)
神戸大 6 13 20 13=52
横国大 7 0 0 7=14
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