新入生歓迎スポーツフフェスティバルが4月13日に王子スタジアムで行われ、男女ラクロス部(男子は1部、女子は2部)がそれぞれ甲南大(男子は2部、女子は3部)と対戦した。女子は7-3で勝利するも、男子は4-5で敗れた。【4月14日 神戸大NEWS NET=UNN】
▽女子
試合終了の瞬間、スタンドから歓喜の拍手が送られた。過去1勝1敗1分の甲南大との交流試合。多くの新入生の前で神戸大は勝利し、対戦成績で勝ち越しを決めた。
普段はあまり攻撃に参加しない選手の得点がチームに勢いを与えた。前半4分にDF貴田(発達・4年)が甲南大の反則で得たスローから中央を突破し、先制ゴール。直後に、同点とされるも、「ディフェンス陣が決めるとテンションが上がった」と主将の釜谷(経済・4年)。そこから、神戸大はパスカットからの速攻やフリーシュートなどで5連続得点。後半中盤にはパスミスから2点を失い、追い上げられる苦しい時間帯が続いた。だが、試合終了間際だった。守備重視のMF山内(工・3年)が密集地帯からグラウンドボールを拾い、ゴールネットを揺らす右からのシュート。甲南大の勢いを断ち切った。
昨年2部リーグを4位で終え、冬の間は1対1の勝負で相手を抜き去る練習を積んできた。「神戸らしい試合ができた」と釜谷。個人能力の上昇が7得点につながった。
「1部昇格が目標。これからはパスでつなぐ練習もする」。主将は2年ぶりの1部復帰へ向け意欲を見せた。
▽男子
新入生歓迎スポーツフフェスティバルが4月13日、王子スタジアムで行われた。1部の神戸大男子ラクロス部は2部の甲南大と対戦、4-5で敗れた。
神戸大は開始早々立て続けに得点を許し、一時は追いつくも終了間際に勝ち越された。
ボールを回せない、拾えない。主将が怪我で不在、4年生部員が就職活動で離脱というチーム状況とはいえ、2部相手にふがいない内容だった。「失点が多すぎた。落ち着いて対処すれば失点を防げていた」とディフェンスリーダーのLMF原田(経済・3年)は唇をかんだ。
神戸大は4月26日、プライドトーナメント初戦(鶴見緑地で、午前11時フェイスオフ)で甲南大と再び対戦する。京大、関学をライバルとするチームが2部チームに力の差を見せつけられなかった悔しさをぶつける。
●新歓スポーツフェスティバル(4月13日・王子スタジアム)
▽女子
神戸大 7 5-1 3甲南大
2-2
▽男子
神戸大 4 3-4 5 甲南大
1-1
【神戸大】長野、宗近、植田2
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