2団体・部員8人が受賞 優秀部員表彰式

平成19年度課外活動優秀団体・部員表彰式が3月17日、百年記念館六甲ホールで行われた。課外活動において顕著な功績があったとして2団体と部員8人が表彰された。【3月17日 神戸大NEWS NET=UNN】

 優秀な成績を修め、または高い評価を受けた課外活動団体・部員並びに卒業年度にあたる部員に贈られる優秀部員表彰。平成19年度は課外活動部全107団体から2団体と部員8人が選ばれた。式では野上学長から各団体・部員に表彰状と盾が贈られ、関係者から盛大な拍手を受けた。?

○初の女性団長 応援団、岡田さん?

 応援団の岡田芙実さん(国文・4年)は50年近い応援団の歴史の中で初の女性団長を務め、この1年間多くの課外活動団体に勇気を与え続けた。もともとはチアをやりたくて入部した応援団。3年間は希望通りチアで活躍したが、47代応援団メンバーに男子団員がおらず団長の役職に就くことに。初の女性団長ということでプレッシャーを感じることもあったがいろんな人の支えが励みになったという。「本当は私たちが応援して元気を与えるはずなのに、逆にいろんな部活の人たちから元気をもらった。いろいろ大変なことがあったからこそ、今こうして笑える」と応援団生活4年間を振り返った。


○全国大会優勝 ESS、小野村さん

 ESSの小野村学さん(経済・3年)は3年生で唯一の表彰。全日本学生英語会連盟主催の第31回All Japan Student’s Assembly英語ディスカッション全国大会で優勝したことが評価された。
Photo 昨年9月23日に立命館大学で行われた関西大会で1位になった小野村さんは、関西・関東から3人ずつ出場できる全国大会への切符を獲得。「先輩が悔しい思いをした大会で自分が優勝しよう」という思いのもと、大会前まで議題の内容についてリサーチを繰り返した。9月29日に行われた全国大会では200人を超える聴衆の中、出場者6人で過労死について英語で白熱した議論を展開。「緊張せずに楽しめた」と普段通りの実力を発揮した小野村さんは見事優勝を果たし、「日本で最も優秀なディスカスタント」という称号を手に入れた。西日本の出場者としては31年目にして大会史上初の栄冠だった。
 「ESSの部員やOBの方も大会に応援に来てくれた。いろんな人からおめでとうメールが届いてうれしかった」と大会のことを振り返った小野村さん。「結果にこだわらず頑張ってほしい」と後輩にエールを送った。

被表彰者は以下のとおり

●優秀団体
ウインドサーフィン部
漕艇部

●優秀部員
ESS 小野村学(経済・3年)

●優秀部員(卒業年度者)
アメリカンフットボール部 寺坂恒平(経済・4年)
男子バスケットボール部 定久紘(発達・4年)
硬式庭球部 西山翔(工・4年)
硬式野球部 齊藤暢克(発達・4年)
洋弓部 佐田尚子(農・4年)
洋弓部 上野淳(海事・4年)
応援団 岡田芙実(国文・4年)

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