硬式野球部OP戦、神戸大-関西メディカルスポーツ学院が3月10日、海事科学グラウンドで行われた。5回に逆転に成功した神戸大は、最終回にミスから3点を献上。奪ったリードを守りきれず、2-4で敗れた。【3月14日 神戸大NEWS NET=UNN】
悔しい逆転負けを喫した。
1点リードで迎えた9回表、1年生投手内田(経済・1年)がマウンドに立った。先頭打者相手に見逃し三振を奪い、2人目の打者を迎える。ピッチングカウントまで持ち込んでの4球目、打球は力なく三塁へ。しかしこれをサードがエラー。 「今日は実力を見極めるため、全員を出した」(中村監督)。試合経験の浅いメンバーで構成されるバッテリーと内野陣の動揺を誘うには、一つのエラーで十分だった。
次打者に右前安打を浴び、ピンチを広げてしまうと、続く打者へのボールを捕手がパスボール。その隙に重盗を決められ1アウト2、3塁に。さらにはスクイズの処理に手間取り、あっさり同点に追いつかれる。「捕手もボールを受けるので精一杯だったかな。固かったよね」。リスク承知で試合に送り出したとはいえ、指揮官も苦笑いだ。その後もスクイズ処理ミス、パスボールが続き、終わってみれば3失点。OP戦初勝利はまたしてもお預けとなってしまった。
「球は走ってるから、内田に関しては心配していない。次の練習試合からは、リーグを見据えたメンバーでいきますよ」。選手のテストを経て、いよいよ本気モードへのシフトチェンジに取りかかるつもりだ。
●神戸大硬式野球部OP戦(3月10日・海事科学グラウンドで)
関西メディカルスポーツ学院 010 000 003 =4
神 戸 大 001 010 000 =2
【神戸大】伊勢本、日下、福井、●内田-中田、西垣、樋口
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