硬式野球部OP戦、神戸大-神戸国際大が3月5日、伊丹スポーツセンター野球場で行われた。神戸大は2点を先制しながらも4-6で逆転負けを喫したが、最終回に内田(経済・2年)が今後に期待を持たせる投球をみせた。【3月5日 神戸大NEWS NET=UNN】?
圧巻の三者三振だった。神戸大3人目の投手としてマウンドに上がったのは新2年生内田。5・6番からそれぞれ空振り三振を奪うと、最後の打者にはカウント2-2から外角低めの直球で見逃し三振。左足を高く上げる大胆なフォームから投げおろされる直球と落差の大きいカーブで相手打者を翻弄した。
高校時代は投手と外野手を兼任していたが大学入学後は主に外野手として練習。しかし投手再挑戦の機会は偶然に訪れた。フリー打撃で打撃投手を務めたところ、その投球が監督の目にとまり、投手不足のチーム事情などから投手へのコンバートが決まった。そして昨夏の合宿以降に投手に再挑戦。OP戦初登板となった四国学院大戦では2回5失点の内容だったが、その反省を生かし今日は直球主体の投球で挑んだ。コンバートを勧めた中村監督自身も「抑えで使える」と今日の投球内容にホッとしている様子。内田は「先輩3人(安井・伊勢本・福井)に負けないようにがんばります」とあくまで謙虚な姿勢だったが、背番号28の好投は神戸大投手陣にとって明るい材料に違いない。
●神戸大硬式野球部OP戦(3月5日・伊丹スポーツセンター野球場で)
神戸大 201 000 10/ =4
神戸国際大 300 000 30/ =6
(8回時間制限のためコールドゲーム)
【神戸大】福井、●伊勢本、内田-中田
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