平成19年度関西学生バスケットボールリーグ男子1部リーグ2部リーグ入れ替え戦が11月3日、五月山公園体育館(大阪府池田市)で行われた。1部リーグを11位で終えた神戸大は2部リーグ2位の大経大と対戦。試合は延長戦までもつれ、神戸大が85-73で勝利し、1部残留を決めた。【11月3日 神戸大NEWS NET=UNN】
関西の大学バスケット夢の舞台である1部リーグの残留をかけて、神戸大にとって負けられない戦いだった。
第4Q残り20秒。66-69。神戸大は窮地に立たされていた。
「救世主」となったのはガード堀江(理・3年)。残り14秒。ボールが堀江に渡る。スリーポイントラインの外側から「なんとかして」(堀江)放ったシュートは綺麗な孤を描き、ゴールの中へ。69-69。直後、敗北への不安で静まり返っていた神戸大ベンチ、応援席が一斉に沸いた。
試合の流れをつかんだ神戸大は、5分間の延長戦で一気に点差を広げ85-73で勝利した。 「残留を達成することが難しいのは十分わかっている。だからこそ今まで(の勝利)で一番嬉しい」と堀江。
また夢の舞台で戦える。来年も神戸大バスケットのテーマである、選手が自由に考え、動く「自由なバスケット」で戦うつもりだ。
●平成19年度関西学生バスケットボールリーグ男子1部リーグ2部リーグ入れ替え戦(11月3日・五月山公園体育館)
神戸大 85 19-22 73大経大
14-12
20-9
16-26
OT16-4
【編注】「OT」とは延長戦(5分間)を指す。
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