関西学生アメフットリーグ神戸大-立命が9月30日、西京極陸上競技場で行われた。神戸大は第3Qまで互角に試合を進めたが、第4Qに3本のTDを決められ、7-41で敗れた。【10月1日 神戸大NEWS NET=UNN】
第三節の対戦相手はRB松森や日本代表経験を持つWR前田など、タレントの揃った立命。一方の神戸大は今季、1勝も挙げていない状況。厳しい試合になるのは間違いなかった。
試合で目立ったのは、やはり立命の圧倒的な攻撃力だった。RB松森が俊足を生かして第1Q6分に先制のタッチダウンを決めると、第2Qには76ヤードの距離を走り抜いて再びTDを決める。結局、この試合での松森の獲得ヤード数は163ヤードと他を圧倒。神戸大の安井ヘッドコーチも「立命の凄さを実感した」との一言。
しかし神戸大も意地を見せる。第1Q9分、敵陣47ヤードからの2ndダウン。WR大園(発達・2年)がQB大原(経済・3年)の約50ヤードのパスを、マークをかわしながらキャッチ。「狙い通り。信じて走った」(大園)という、まさに思い通りのTDを決め、立命のWR前田に対し、関西リーディングレシーバーとしての意地を見せる。第3Qには立命を無得点に抑えるなど、ディフェンスも奮闘。しかし第4Q、神戸大のまずいプレーで試合の流れは一気に立命に傾く。QB大原は2度のQBサックを受け、24ヤードをロス。チームは4thダウンギャンブルに失敗するなど、作戦も裏目に出る。神戸大は結局、7-41で敗れ、今季3連敗という結果になった。
●関西学生アメフットリーグ(9月30日・西京極陸上競技場)
神戸大 7 0 0 0=7
立 命 14 7 0 21=41
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。