神戸大は、神戸大学大学院人間発達環境学研究科ヒューマン・コミュニティ創成研究センターを中心に、神戸・阪神間のNPO団体の協力を得て、高校生を中心とする青年層を対象としたESDモデル事業「ESDボランティア塾-ぼらばん」を8月から実施することを6月25日、発表した。【6月26日 神戸大NEWS NET=UNN】
ESDとは、地球温暖化、エネルギー問題、経済格差、地域紛争・戦争など、地球規模の課題を「我がこと」として捉えつつ、人類・地球の未来に責任を持ちえる人間を育成しようとする教育活動を指す。しかし、ESDを具体的にどのようにデザインし、どのように実践すればよいのかは未だ明らかとなっていないのが現状だ。
神戸大はこうした状況を解決すべく、平成18年12月には事業推進組織「ESDボランティア育成プログラム推進ネット」を立ち上げ、今年8月から神戸大学大学院人間発達環境学研究科ヒューマン・コミュニティ創成研究センターを中心に、神戸・阪神間の約20のNPO団体の協力を得てESDモデル事業「ESDボランティア塾-ぼらばん」を実施する。5年計画で事業の実用化に向けて探っていく。本年度の事業では、高校生や大学生を対象とし、ボランティア活動や神戸市立自然の家での合宿などを行う予定。詳細はホームページ(http://www.research.kobe-u.ac.jp/hudey-hc/esd/)で。
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