第17回関西学生サッカー春季リーグ2部、3部入れ替え戦第1戦、神戸大-四天王寺国際仏教大が6月23日、神戸大海事Gで行われた。3部降格の危機にある神戸大は2-0で相手を下した。【6月23日 神戸大NEWS NET=UNN】
梅雨の影響で気温、湿度ともに高いという、試合環境が悪いなかで試合は行われた。試合を動かしたのは神戸大の頼れる主将、MF吉岡(経済・4年)だった。前半19分、MF前場(発達・2年)のコーナーキックをFW仙波(海事・3年)が折り返し、吉岡がゴールを決めた。その後神戸大は前半39分に仙波のミドルレンジからのシュートで1点を追加し2-0で勝利した。
神戸大は3部降格の危機にあったが、麻疹(はしか)の影響を受けて入れ替え戦まで満足に練習ができなかった。「(麻疹での課外活動禁止は)痛かったことは事実」と吉岡主将。だが、そのような状態での勝利に吉岡主将は「出来が悪かった。運がよかっただけ」と淡々と話し、笑みはなかった。吉岡主将にとって大事なことは試合に勝つことよりも「いつも練習でやっていることを出す」ことだからだ。神戸大は30日に四天王寺国際仏教大Gで第2戦を行う。吉岡主将から笑みは出るのか。神戸大は2部残留を決めることができるのか。
●第17回関西学生サッカー春季リーグ2部、3部入れ替え戦第1戦(6月23日・神戸大海事Gで 撮影=西田健悟)
神戸大 2 2-0 0 四天王寺仏教大
0-0
【神戸大】吉岡(前26分)、仙波(前39分)
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