第4回関西学生プライド・トーナメント1回戦が4月28日、神戸大国際文化グラウンドで行われ神戸大と甲南大は5-5で引き分け。コイントスの結果、神戸大が2回戦に勝ち進んだ。【4月28日 神戸大NEWS NET=UNN】?
甲南大は、4月15日に行われた新入生歓迎スポーツフェスティバルでも対戦し2-2で引き分けた相手。公式戦ということもあり今回は勝たなければならない試合。?
しかし先制したのは甲南大だった。神戸大はAT中島、MT長野のロングシュートで逆転したのもつかの間、DFのクリアミスから失点し2-2の同点。
神戸大は圧倒的に相手陣でゲームを展開する。しかし、枠を取られたシュートは再三相手GKの好セーブに阻まれてしまう。逆に甲南に少ないチャンスを活かされ2-3に。
ただ好セーブを続けていた甲南GKにもミスが出る。GKが飛び出してパスを出したところを、AT鳥井がカット。無人のゴールにボールを放り込んだ。さらに第2Q終了間際、神戸大は自陣でボールを奪うと一気に攻めあげる。最後は、再びAT鳥井が落ち着いて、ひとつフェイントを入れてシュート。「高速ラクロス」を目指す神戸大らしい展開だった。前半4-3で神戸大リード。
後半は疲れからか、両チームパスミスが目立ち、何度も攻守が入れ替わる。第3Qは両チーム1点ずつ入れ5-4。このままに逃げ切りたい神戸大だったが、試合終了2分前に痛い失点。追いつかれた神戸大はさらに猛攻を仕掛けるが、時すでに遅し。5-5で引き分け、勝負の行方はコイントスにゆだねられた。
「ゴール前まで持っていく流れはできていた」と鳥井主将。DF陣も主将が「(就活から)帰ってきてくれたは大きい」と話すDF安田を中心に「積極的に奪いにいく」ラクロスをし、ブレイクにつなげていた。
それだけにチャンスを活かしきれなかった5-5という結果は悔やまれる。AT田中陽は「反省点はシュート。練習ではできていても試合になるとあせってしまう」と話した。
コイントスの結果、1回戦突破が決まった瞬間も、チームに笑顔はなかった。 2回戦は5月26日に立命-神戸学院大の勝者と対戦する。
●第4回関西学生プライド・トーナメント1回戦(4月28日・神戸大国際文化グラウンド)
神戸大 2 2 1 0=5
甲南大 2 1 1 1=5
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